2018年7月8日日曜日

ことばを、きく、みる、という試み

こんにちは。
なんて暑いのかしら今日は!

黙々とお稽古中の青色文庫、間もなく、開幕です。
目白にひっそりと建つ古民家で、音読展覧会を開きます。
呼吸さえ見えてくる、言霊が浮遊する、展覧会です。
是非いらしてください。

第一部で私が語る大正時代の文豪の恋文は、自分で言うのもなんですが、必聴だと思います。
長くないけど、そこに確かにある、情念。
勿論、他の方々のもそれぞれの味わいで、日本語って本当に面白いです。

また、リーディング上演ならではの試みとして、昨年2017年秋に上演しました『グランパと赤い塔』のスピンオフとして、特別な後日談のエピローグが書き下ろされました。
作者である吉田小夏の祖父母の、実在するの恋文をモチーフとした場面となります。
これは、わたし、ホロリときました。
恋文小夜曲といえど、明るいピンクやオレンジだけでない、群青、濃緑様々に、おかしみを散りばめてお届けします。

(夕涼み会では、わたくしお手製の梅シロップジュースをご堪能いただけます…)

青☆組 ことばの音読展覧会 第四弾
『青色文庫 -其四、恋文小夜曲-』
作・演出:吉田小夏
日程:2018年7月13日(金)-19日(木)
会場:ゆうど(目白・古民家ギャラリー)

青色文庫は、劇団 青☆組による、体感型リーディング公演です。
風の音、床の軋み、水を汲む音・・。
古民家に流れるささやかな自然の音を柔らかな伴奏にして、ことばを奏でる俳優達。
吐息や衣擦れさえ聞こえてきそうな畳の部屋での上演は、劇場とは一味違う特別な時間となるでしょう。
五感の全てで文学を味わう、ことばの音読展覧会。
シリーズ第四弾は、恋と手紙にまつわる物語集をお届けします。
この夏、恋文を、あなたに。

A『恋文小夜曲』
大正時代の文士達が書き綴った恋文を愉快に物語る第一部と、セレナーデの歌曲集のような第二部の二本立て。第二部は、吉田小夏の新旧の戯曲から、恋にまつわる色とりどりの台詞達を作者自らセレクション。詩情溢れるダイアローグとモノローグで紡ぐ、恋物語の短編集として再構成。音読展覧会ならではの、五感で味わう言葉の花束をお贈りします。

B『声に出して楽しむ、青色文庫』(ワークショップ企画)
↓↓↓
こちらのワークショップは、完売となりました。

【出演】
福寿奈央 藤川修二 大西玲子 土屋杏文 有吉宣人  ― 以上、青☆組
細身慎之介(CAVA) 吉澤宙彦(演劇集団 円)

【公演日程】
7月
13日(金)19:30-A
14日(土)15:00-A【完売】/ 18:00-B【完売】
15日(日)12:30-A(追加公演) /15:00-A
                     18:00-★ / 19:30-A
16日(月・祝)14:00-A / 18:00-A
17日(火)19:30-A
18日(水)19:30-A
19日(木)15:00-B【完売】 / 18:00-A

* 受付、開場、共に開演の30分前です。開演時間を過ぎるとご入場をお待ちいただく場合がございます。
* 会場は、和式の古民家の一室となっております。椅子席をご希望の方はお早めにご来場ください。
*★印の夕涼み会は、上演やワークショップではなくイベントの時間となります。詳細は劇団のHPで随時ご紹介いたします。

【チケット】
A予約・前売       2,500円
A当日          2,800円

*全席自由・日時指定

ご予約は、私に直接ご連絡いただくか、
goo.gl/m6eFxV
からも承ります。

【スタッフ】
制作協力 太田久美子 (青年団)
演出助手 久間健裕 (ネジマキトカゲ)
宣伝美術 空
企画製作 青☆組
協力 (株)ALBA/演劇集団 円/CAVA/スターダス21/寺垣沙織(無隣館)/青年団/(有)レトル

【会場地図】
古民家ギャラリー「ゆうど」 -目白駅より徒歩7分
〒161-0033 新宿区下落合3-20-21
TEL:03-5996-6151(公演中のみ)

目白通り沿い『下落合三丁目』信号の手前の角を右折。
右折してすぐ左手にある、車止めのある細い路地に入り、右側三軒目。
(会場には駐車場がございません。公共交通機関をご利用ください。)
https://goo.gl/ysWUhG

2018年5月10日木曜日

あたらしいこと

なんだか毎日寒くって、風邪をひいてしまいそうです。

新年度、先日、高校生たちに会いに行きました。
新入生のまぶしいこと!
そして、例年そうですが、ついこの間まで先輩にべったりだったはずの新二年生の逞しさよ!
写真のつぼみのように、間もなく花開かんとする期待に溢れた姿に感動しました。

私自身の次回出演作品もいざ、花開かん。
こちら。『青色文庫ー其四、恋文小夜曲ー』

『グランパと赤い塔』から引き続き、細身慎之介さん(CAVA)と吉澤宙彦さん(演劇集団 円)をお迎えしてお贈り致します。
声を合わせるのが楽しみです。


玲子

2018年4月17日火曜日

身体を、思考する。

日暮里d-倉庫
現代劇作家シリーズ8
ハイナーミュラー
『ハムレットマシーン』

身体の景色
怪我なく、全公演を終演しました。
みなさま、ありがとうございました。

じっくりじっくり身体に染み込ませた(勿論まだまだ足りないのだが)何か、が、確かにあると思います。

私は昔から登退場が好きで、観るときもつい注目してしまう。
今回の私の登場は、下手奥から、舞台心よりやや前やや下まで、十六歩を歩く、でした。
なかなか辿り着かないその場所に向かって歩く十六歩は、とても苦しく、そして透き通っていました。
踏みしめ踏みしめ、耳を開き、呼吸し、足元から確かにひろがってゆくものを捉え続けた。
空間を共にする演劇という芸術でなければならない理由がそこにはあった。
つくづく、身体がないと喋ることなんて到底出来ないと感じます。

来てくださった方々、とりわけ、学生さんや20代前半の方々から、
「舞台から客席に流れ込むようだった呼吸が忘れられない」
「強大なエネルギーが散る事無く凝縮された丁寧で繊細な作品だった」
「空気がピリッとした」「浄化される感じがした」
「立ち上がる一歩が揃う、というだけで涙が出た」
というような感想をいただいたことに、私は、驚きとともに、希望をみました。
脳でわかるとかわからないじゃない、皮膚で、触ってくれたんだな、と。

色々な事が頭をめぐる現場でした。
台本にメモもしました(普段はあまりしないのに)。
「身体を、思考する。」と、大きく書いてあった。
何をやるんでも、大切なこと。
これからも精進を重ねます。

ありがとうございました。