福島県いわき市に住む祖父母に会ってきました。
祖父は俳句をよみ 物書きに没頭し
祖母は書道、刺繍 花を育て 鳥に餌を。
いつも通りの生活を送っていました。
割れてしまったいくつものお気に入りのお皿の事や
処分した思い出の品たちは
頭の隅に追いやって
一日一日を ただ いつも通りに。
少しでも長く居てくれたらそれで良い、と言われました。
帰りの車を見送ってくれる二人を見て
なんだか鼻がツーンとして涙ぐんだ。
勿論、もっともっと被害の大きな方々がいらっしゃいます。
これは、私の祖父母が無事だったから良かった、という話ではありません。
毎日のどこか何かに幸せを見つけて生活する事が
如何に大切で豊かかを
被災した祖父母から学んだのです。
頭もたげず真っ直ぐに太陽に向かうチューリップのように
強く。可憐に。
玲子
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