弟、帰る。


梅を見ました。
小さな花びらが身を寄せて
春を告げていました。

嵐のように過ぎゆく3月で
家の鉢にもあまり目を向けられていません。
ぐいぐい緑が伸びてきている事に
今日、気付いてあげられた。
分かりやすく、生きているなぁ。

3月は愛する弟の誕生月。
忙しい毎日の中、ふっと時間が合ったので
弟が家へ帰ってきました。

家族に流れる時間は特別ですよね。
においや、会話のリズム、
繰り返されてきたものが確実に根付いていて。


お稽古してても思います。
共有する時間を大切にする事で、心の繋がりが見えてくる。
信じられる。

そして今回の会場となる 古民家ゆうど には、アーティストたちの繋がりを感じるのです。
これまで、あの場所で何かを表現してきた人々が、場所に力を残している。
そこでまた私たちが、ひとつ、種を植えるような気持ちです。
ゆうどに流れる井戸の水が 芽吹くのを手伝ってくれるでしょう。

『青色文庫』 A・B・C・D 
私は全プログラム出演致します。
それぞれの味わいをお楽しみに。

そろそろ、あたたかい日が続くでしょうか。
花粉症の私はマスクが手放せませんが、
早く ほんわかした日だまりで春の匂いを思いっきり吸い込みたい。



玲子

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青☆組、音読展覧会
『青色文庫-其壱、吉田小夏の筆跡-』
2012年4月7日(土)~14日(土)
@古民家ギャラリー ゆうど (目白)
作:演出 吉田小夏
 
 
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