幕を閉じて。




青☆組 『マリオン』
23日に幕を閉じました。

ご来場いただいた皆さま
声援を送って下さった皆さま
ありがとうございました。

演劇は
その時そこでその瞬間にしか存在しない
儚さと強さがあると思っています。
『マリオン』は、演劇でしか出来ない事が沢山ありました。
演劇だから面白い事、かな。


目の前で息をして鼓動を鳴らす人間がいる
自分を見つめている
心臓を共有する感じもありました。

ものがたりの中、楽しい事もあったけれども 寂しさ もの悲しさ 独り を感じる事も多くて 
でもひとすじの光に少しだけ昇華される そんな90分でした。
今回は客席の方々からも本当に力をいただきました。
ラスト近くの歌うシーンで、同じリズムを手で刻みながら観ていらっしゃる方が・・・
心が揺れました。
今、魅せられているのは私の方だ、と、一瞬 ぐらり。


旅はまたひとつ終わってしまった。

今後も貴方の前で、私は生きていきます。
またお会いしましょうね。
それまで、ゆるりと。



大西 玲子

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