豊岡の日々


こんにちは。

豊岡での滞在制作、

豊岡青年会議所 全州青年会議所
姉妹締結50周年記念事業
リーディングドラマシアター
『ヒョンニムへの手紙』
作:演出:構成 吉田小夏
無事に終演致しました。

今回はリーディングドラマシアターという事で、
戯曲をブック型にして(青☆組『青色文庫』の時みたいな感じ)
読むところ、覚えるところ、歌うところ、踊るところ、見守るところ
などなど、様々な身体と声でお届けしました。

全州の方々もいらっしゃるので全編韓国語字幕付きの公演でした。
韓国語、勉強していて良かった。
字幕の準備は更に勉強になりました。
翻訳の崔志恵(チェ ジヘ)さんが、どこで悩むか、どう意訳するか、傍に居ると教えてくれたりして。
私と、一緒にアシスタントで同行したひおきんぐ(日沖和嘉子さん)はハングルが読めるので
韓国語で情感たっぷりに読みながら1ページずつチェックしたり
豊岡JC(青年会議所)の事務局でわいわい作業。
会員になったようなひとときでした。

豊岡JCの方々は勿論演劇は初めての挑戦で
他の参加者は高校生と、町の大人と…でしたので
はじめはそれぞれの持つ共通言語をまとめ上げるのにそれなりの時間が掛かりましたが
みなさん前向きに、だんだんと「今回は一先ず何を試そうとしているか、何処を目指すか」みたいな事が共有でき、最終的にはとてもかっこいいチームになれたのではないかと思います。
JCの方々が、演劇をやってみてとても楽しいと思うことが出来た、と言って下さって嬉しかったし、みるみる生き生きとし始めたのを間近に見られて楽しかったです。

豊岡市民プラザのスタッフの方々には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
この場でも、心からお礼を。ありがとございました。

全州の方々もとても喜んでくださいました。
交流会で、乾杯の嵐にマッコリを浴びる様に(事実浴びた)飲み、私が勉強中の韓国語と、あちらが勉強中の日本語と、不思議に混ざった会話の中でグッと来る感想を沢山いただきました。
また会いたいなぁ……

今のところ、今年はこれで大人の女性を演じるのは早くも最後……
間もなく今後の出演予定が情報公開されます。
是非、演劇を体験しにいらしてください。


大西玲子
 

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