はじめの一歩を送りだす前の日。

こんにちは。

『モモ』のチラシ、かわいいです。
コチラから、としまアート夏まつりの『モモ』のページも是非ご覧ください。

小夏ちゃんから劇中歌の音域のことで相談を受け、
素敵な歌詞と、参考楽曲が送られてきたのは5月初旬。
嬉しくて、頼まれてもいないのにフンフン歌って録音したものを送りつけたら、
「この音とこの音とこの音から始まる3パターンで…」
「やっぱり譜割をこっちで…」
とリクエストをもらい、
やりとりを重ね最終的に送ったものが
なんと
お恥ずかしながら
共演者たちに配布されました。
もぎゃー
これを聞いてみなさん覚えるの……?
こころがもげそうです。

もう一曲、小夏ちゃんが自分で録音してくれたものも添付されていて、私は歩きながらこのファイルを開き吹き出してしまいました。
なんておもしろいんだろう。
録音している様子が頭の中にむくむくと想像されて。
みなさんにも紹介したい……

『モモ』をまだ読んだことのない方、是非読んでみてください。
ぐんぐん読み進められる哲学書です。
私が今、こんなに胸がきゅっとなっているのは、この本による感動がずっと心の片隅に残っているからです。
自分が体験したかのように詳細に想像することのできるシーンの数々は、踊るほど楽しくもあり、だからこそ残酷でもあります。
今回の俳優陣を(ところどころは愛するスタッフ陣や、両親や、友人や、恩師や、朝見かけるお花屋さんのご主人を)脳内キャスティングしながら読みなおしたのでその切なさは格別でした。
どうぞ、お試しあれ。

明日はいよいよ顔合わせです。
歌ったり、読んだり、動いたり、『モモ』への第一歩を踏み出すわくわくな一日。

こどもたちと
おとなたちと
どんな旅に出かける事ができるのでしょう。
冒険が始まる。


大西玲子

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