夏休みっぽいことした。

こんにちは。

お元気ですか。

私はひたすらに『モモ』の日々。

の、間に、

校舎で”劇的”肝だめし
おばけ教室 ザ・ベスト
企画・創作 外の刺激+フランケンズ
http://toshima-saf.jp/2016/ghost.html

のゲネプロに参加させていただきました。
『モモ』でご一緒している、しろーちゃんと、FUKAIPRODUCE羽衣のけいぴーと。
見て下さい、この、疑いの心にあふれた私を。
肝だめし自体がかなり久しぶりで、始まる前はわりとウキウキしていました。
けいぴーが自身の不思議体験を話してくれる間も、並んでいる時も、どきどきわくわく。
が、いざ始まると……

人間だって、分かっているのに、「彼らに見つかってはいけない」という心がむくむくと湧き、
前を行く二人に「ちょっと!見つかっちゃう!静かにして!」とか「来る!来る!来てるよ早く行って!!」などと強く注意し、
お化けには「もう!怖い!やめてよほんとに~!!」と文句を言う始末。
全てのポイントでまんまと悲鳴を上げました。

不思議……
みんな目の前で生きているのに、演劇だって分かっているのに、本当に本当に本当に怖かった。
生きていないと分かっているものも怖かった。
怖がり悲鳴を上げ、半泣きで悪態をつくという、新しい自分を発見しました。
二人に愛想を尽かされるのでは……
お稽古で会ったら、珈琲でも入れて差し上げて、ご機嫌を伺おうと思います。

写真は、おばけ教室の経路内にあった撮影コーナーで撮ったものです。
そこに辿り着くまでも散々な目にあった私は、「記念にお写真を…」というかわいいお化けの言葉を信じず、何かあるに違いないと思い続けた結果、顔色の悪い私の方が幽霊のような猜疑心に満ちた写りになってしまいました。
足の色にご注目ください。恐ろしい色ですね。

信じる力、信じさせる力。
「2年A組」と書かれた木製の室内温度計がなんとも怖かった事。
演劇って、すごいな。



大西玲子

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