ハムレットマシーン

こんにちは。

氷の中にいるような寒さですね。
身体にとりこまれる空気が鋭くて
冬が来た、と、実感します。
透き通る夜は好きです。

私は今、
『ハムレットマシーン』
という作品を創作しています。
日暮里d-倉庫で10団体によって行われる、現代劇作家シリーズ8 ハムレットマシーンフェスティバル。
ハイナー・ミュラー作、10通りの『ハムレットマシーン』。
私は、身体の景色、の公演に出演します。

身体の景色、は、2013年の同じくd-倉庫での同シリーズ・戦場のピクニックフェスティバルで初めて観て、心つかまれ、同年の韓国公演に同行させていただいた。
この同行は、青☆組の福寿さんが出演されており、その恩恵に与ったとしか言いようがない。棚から牡丹餅。
2018年、念願叶っての出演です。

で。ハムレットマシーン。
この戯曲は、一読して、難しいとか、わからないとか、どういう意味かとか、そういったことにある魅力を見出す場合もあるかもしれない、と思う。
私も初めて読んだ時(23?24?歳くらいだったか…)はそうで、その難解さという表面に魅かれた。
今、実際に作品のことばに直面し、また、身体の景色のオカノイタルさんが解体し再構築した世界・空間に立ち、その魅力はもうぐらぐらと、ぐにゃぐにゃと変容し、今、若き日に見た表面のその下の、深海を泳いでいる感じ。更に深くへ潜っている感じ。
オカノさんがd-倉庫へ寄せている文面があるので、是非読んでみて下さい。
http://www.d-1986.com/interview/in_ron_01.html


唯一無二の空間を立ち上げています。
4月7日・8日、どうか、観に来てください。
詳細はこちら。
https://reikoonishi.blogspot.jp/p/2016111117-vol.html

お待ちいたしております。


大西玲子

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